アイスランド旅行記3日目

チョルトニン

朝の散歩にチョルトニン湖へ

時差ボケのせいなのか、レイキャビクへ来てからというもの朝早く目が覚めてしまう。この日も早く目が覚めてしまって、ツアーに発つまで時間があったので、宿の近くのチョルトニン湖南側の公園へ散歩に。夏といえど寒いのに犬の散歩やジョギングをしている人がちらほら。

thornin2
チョルトニン東側は旧市街、雰囲気の良い建物が並び、散歩にはもってこいだ。

ハルパヘ

ハルパ

そのまま港の方にあるHarpa(ハルパ)まで。
2011年5月にオープンしたコンサート&カンファレンスホールで、2013年には欧州の優れた現代建築に授与されるミース·ファン·デル·ローエ賞を受賞した美しい建物です。

Harpa

ガラスのモジュールが1,000個以上も並ぶ壁からは日光がよく差し込みます。中にはベンチやソファ、カフェもあり、街歩きに疲れた時の休憩にちょうどよさそうです。

パイオニアが立つ丘へ

Ingólfur Arnarson

その後、Arnarhóllという丘へ。頂上には有史上最初にアイスランドへと移住したノルマン人であるIngólfr Arnarson(インゴールヴル・アルナルソン)の銅像が立っています。

再エネ電力100%。アイスランドの発電所を見に行く

アイスランドの2度目の旅行であり、他の人が行かないようなツアーに行ってみようと、グリーン・アイスランドを体感できる「Green Iceland & The Secret Lagoon」というツアーに参加。
アイスランドは水力と地熱で電力をほぼすべてまかなっている国なんです。

ツアーは9:30にBSIでピックアップとゆっくりめのスタート。
20人ほどの人が参加してました。教育的な内容のせいか、子供のいるご家族が多かったですよ。

ヘトリスヘイジ発電所

まず向かうのはヘトリスヘイジ発電所(Hellisheidi Geothermal Power Station)。
アイスランド最大の地熱発電所だそうです。

ヘトリスヘイジ発電所

この辺りは地熱の活用が盛んなところで、前日も通った1号線からも、水蒸気がもくもく上がっているのがよく見えます。

ヘトリスヘイジ発電所は新しくきれいな建物で、展示物もきれいなパネルや解説動画、インタラクティブ展示などがあり、ガイドツアーも頻繁にあります。
発電という本来の目的だけでなく、見学者向けの展示に力が入っていることが分かります。

dsc05858-1

この発電所のタービンは、三菱製と東芝製。日本の技術が生かされているのです。

また地熱発電で発生する熱水は、断熱性能に優れたパイプを通して、27km離れたレイキャビクに送られます。熱水はなんと2度しか下がらないとのことで、レイキャビクでシャワーや暖房に使われるんだそうです。無駄がないですね。

地熱発電 生産井

ドーム型の建物は、中に蒸気や熱水をくみ上げる井戸があります。1,000〜2,500mも掘られています。

ケリズ火口湖へ

赤土と深い緑のコントラストが印象的なケリズ火口湖へ。
この湖は、空になったマグマ溜まりへ山体が落ち込み形成されたと言われています。

ケリズ火口湖

火口の周りをぐるっとお鉢巡りをしてみると、意外と大きいです。結構な道のり。
足元は赤土で覆われていて、滑りやすく歩きにくい。この岩石は軽石のように穴がたくさん開いていて、見るからに火山からの噴出物っぽいです。

ケリズ火口湖沿いに咲く花

あいにくの曇り空だったけれど、静かな中火口湖を見ながら歩くのは気持ちがいい。
根の張りにくそうな環境だけど、意外と植物が可憐な花を咲かせていて楽しませてくれます。

アイスランドで最も歴史ある水力発電所へ

dsc05896-1

水力発電所Ljósafoss Power Stationへ。
ここはアイスランドで最も古い水力発電所ということで、建物もなんとなくレトロな雰囲気があります。ここの出力は8.8MW。

Ljósafoss Power Station 展示

中へ入ると一転、近代的な展示です。
ここでもガイドツアーがあります。英語で内容は残念ながらよく分からなかったですが、展示物を見ているだけで楽しいスペースです。

きれいな温泉施設Fontanaへ

jósafoss Power Stationを後にし、ロイガルヴァトン(Laugarvatn)という町へ向かいます。
ロイガルヴァトンはもともと湖の名前で、そのまま町の名前に付けられています。

湖沿いにある温泉施設「Fontana」でランチストップ。

Fontanaは、地元の方が昔からスチームバスを楽しんできたそうですが、2011年7月に近代的なデザインでリニューアルオープンし、ゴールデンサークルから近いということもあり、新たな観光スポットとなっています。

このツアーでも温泉に入ることもできますが、1時間程度の短い停車ということと、この後シークレットラグーンという温泉で入浴時間がとられていることもあって、ここではランチのみにしました。

Fontana

ランチはビュッフェスタイルでISK2,950。特に美味しいわけではなく、まぁ普通です。ランチとしてはお高いですが、観光地なので料金はこんなものかもしれません。
もしまた行くことがあれば、レイキャビクから食料を持って行くかどうかして、ここではランチをとらないだろうと思います。

食後のデザート、農場でソフトクリームを

Efstidalur Family Farm

Fontanaから車で10分ほどのところにある「Efstidalur Family Farm」へ。
ここはホテルとして宿泊もできるほか、レストランもあり、夏は納屋でアイスクリームを販売しています。
広々とした敷地に馬が放牧されていたりして、なんとも清々しくのんびりとした空気が流れてます。

ソフトクリーム

駐車場にはたくさんの車が停まっていて、アイスクリームを売っている納屋の中は人がいっぱい。
いろんな種類のアイスクリームがあり迷いましたが、私はソフトクリームをチョイス。
濃厚な味を想像してたのですが、意外とあっさりとしてしつこくなく、おいしかったです。夏とはいえ寒いので、冷たいものをおいしくいただける条件にないのが残念。

地熱を利用した温室農場へ

再び15分ほどバスで移動し、Friðheimarという農場へ。こちらではアイスランディックホースが飼育されていてホースショーなどが楽しめるほか、温室による農業が行われていて、育てた野菜をメインにしたレストランがあります。私たちは温室を見学させてもらいます。

Friðheimar

200mほど離れた噴出口から温水を引き、温室が温められています。ガラス張りの巨大な温室の中はトマトがぎっしり!
乏しい土壌に加え夏でも寒いアイスランドは植物の生育に向きませんが、豊富な地熱を利用した温泉と、豊富な水に恵まれていることで、こうした温室による農業が盛んに行われています。

併設されているレストランはなかなか良さげで、こちらでランチを取れば良かった、とちょっと後悔。。。

シークレット・ラグーンへ

アイスランドで温泉といえばブルーラグーンが有名ですが、過去に一度行ったので今度はちょっと穴場っぽい温泉に行ってみたいと思っていました。
そんな私の願いを叶える「The Secret Lagoon」へ。

Secret Lagoon
アイスランドの温泉はどこもそうですが、頭や体をシャワーできれいに洗ってから温泉へ入ります。もちろん水着着用ですのでお忘れなく。

思ったより人が多かったですが、湯船の外は塀もなく広々と見渡せて、とてものんびりした気分になれます。空が大きくて気持ち良かったですよ。

お湯がちょっとぬるっとしてると思ったら、緑の藻がたくさん浮かんでます。いやなんとも自然な感じです。気持ち悪い感じもありますが、上がったらシャワーを浴びるので、気にせず楽しみましょう。
底も結構ゴツゴツした岩で、歩き回ると足の裏が切れそうなのがちょっと怖かったですね。

更衣室から出ると手前の方がお湯がぬるく、奥へ行くほど熱くなります。奥は源泉から熱湯が流れ込んでるようですので、あまり近づかないように注意が必要です。

穴場っぽい、と言っても駐車場には車がいっぱい並んでいて、人もたくさん来ていましたので、さほど穴場ではないかもしれません。脱衣所には鍵のかかるコインロッカーがあり、シャワーの数も十分あり、快適さを保ちつつ、どこか野趣の残る温泉で楽しめました。

私はしばらくお湯に浸かってのんびりした後、ちょっと周囲を散策。
周囲をぐるっと回れる遊歩道があり、ボコボコと熱湯が湧き出る様子が間近に見れます。
流れ出た熱湯で川からも湯気がもうもうと上がっていました。
また売店もあり、お風呂上がりの冷たい飲み物も買うことができます。

その後レイキャビクに戻り、盛りだくさんだったツアーも終了。
各ホテルを回ってみんなが降りていくのですが、またしても私は最後に。。。
どうもツアーバスのドロップオフは北側からホテルを回っていくようで、中心部からちょっと離れた南側にあるBSIまで行く私が一番最後になるもよう。
最後まで残ってたら、ドライバーさんが好きなところで降ろしてあげるというので、買い物をして帰ろうとレイキャビクのショッピングストリート、ロイガヴェーグル(Laugavegur)上で降ろしてもらいました。
アイスランドのドライバーさんはみんなフレキシブルに対応してくれるのでありがたかったです。

インフォメーション

地熱発電所や農場をめぐれるこのツアー、エネルギー問題や環境問題に関心のある方にお勧めです。
Extreme Iceland Green Iceland & The Secret Lagoon

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加